2008年06月14日

災害ボランティアの服装

災害ボランティアは被災地で活動することになります。
ライフラインが寸断されていたり、物資も満足に手に入らなくなっている地域です。

被災直後の現地で活動するためには、それなりの服装をしていきましょう。

当たり前のことなのですが最近は高尾山にTシャツ・サンダルで出かけて遭難するなどという信じられない話も数多く聞かれます。被災地では人手が足りません。善意のボランティアは大歓迎ですが、ノリや軽い気持ちで出かけて、現地の人に助けられるような立場になったら大迷惑、行かない方がマシと言っていいでしょう。


・災害ボランティアとして活動するための服装は、それほど重装備でなくても良いですが上部で動きやすい服装にしましょう。

・下はジーンズが良いでしょう。女性でもパンツスタイルが必須。スカートはダメです。

・靴はゴム底ですべらない丈夫な物を履きましょう。現地では何日も同じ物を履くことになります。

・夏場でも上着は持って行くこと。夜は毛布もなく寝ることになるかも知れません。

・着替えのシャツ・下着・靴下も数枚。飲み水もたりないのに洗濯なんてできません。何日も同じ服装でいても良いですが、急な雨になった時などの着替えは必要です。現地に向かう途中の雨も考えて、一組ずつビニール袋に来るんで置くと良いでしょう。そのビニール袋すら現地で役立つ場合があります。

・軍手を数組持参しましょう。撤去作業など、何かにつけて使うことになります。

・バンダナ、はちまき、タオルなど。通常の作業時ははちまきで汗止め、ほこりの立つ作業ならマスク代わり、突然の怪我の止血帯代わりや骨折の補助など、意外に有効な使い道が多いのです。花粉症や気管の弱い人は花粉症用のマスクを持っていくのも良いでしょう。

・メガネ。コンタクトレンズで視力矯正をしている人はメガネを持参しましょう。現地はコンタクトの手入れができるような衛生的な状況とは言えません。使い捨てレンズでも手を洗う水がありません。目にゴミが入るのを防ぐこともできますし、メガネに変えておいた方が無難です。

・耳栓。より深く眠るためです。防災ボランティアに与えられる環境は良い物ではありません。被災地の人が避難所で生活しているのにベッドや、まして個室なんかありません。見知らぬ他人と枕を並べて眠ることになるでしょう。他人のいびき対策にもなりますが休める時には短時間でより深く休むべきです。不要と思っても持っていった方が良いでしょう。使わなかったら眠れなくて困っている人にあげてしまっても良いでしょう。被災者の中には必ず必要とする方がいます。同様に合間宿毛持参すると良いでしょう。ローテーションで昼間しか休めない可能性もありますし、夜間でも避難所は灯りが点く限りは点いているものです。


総じてボーイスカウトや、ちょっと激しい山登り感覚の服装・準備をしておきましょう。  


2008年06月14日

災害ボランティアの小道具・2

災害ボランティアはいろいろな小道具を持参するべきです。
普段は当たり前に手に入るものが、被災直後の現地では不足しています。
あると助かる物について書いておきます。


・筆記用具
スケッチブックサイズの紙ととマジックペンがあれば、簡易案内板が作れます。赤・黒の2色以上あるとなお良いですね
壁に貼るための画鋲やセロテープなどがあるとさらに良いでしょう。
鉛筆・ボールペンといったものすら簡単に見つからなかったりします。


・使い捨てカイロ・冷却材
夏冬問わず、夜や急病など温めたり冷やしたりする必要が出てきます。いつもなら簡単に手に入るこれらの品も被災時にはなかなか見つかりません。

・医薬品
夜にちゃんとした状況で眠れないと普段は大丈夫な人でも体調を崩しやすくなります。風邪薬、水あたりの薬、消毒薬、絆創膏など、自分の分だけでも持っていきましょう。現地で薬は手に入らない、入っても被災者優先というのは食料も薬も同じです。

・ウエットティッシュ・除菌スプレー
現地では手を洗う水がありません。ちょっと手を洗いたい、顔を拭きたいといった時には必要になります。
現地の人も欲しがるので、できるだけ多めに持っていった方が良いでしょう。

・毛布・寝袋
自分の休息時に使います。寝袋を持っている人は少ないでしょうし厚手の上着で充分という人も多いでしょう。
毛布は万能なので持っていくと助かることも多いです。かさばらない保温シートタイプの物もあります。




自分用の食料や懐中電灯などを考えると結構な大荷物です。
全て持っていくことができない場合も多いでしょうが、「現地のものは被災者のもの」という意識を持ってできる限り自分のことは自分でできる装備をしておきましょう。
  


2008年06月14日

災害ボランティアの小道具・1

災害ボランティアが活動するのは被災地です。
被災直後の現地では通常あるはずのものが何もないと考え、それなりに準備をしていきましょう。

食料以外に、あると便利なものを書いておきます。
簡単なものなら100円ショップにもありますので、現地で配れるよう少し多めに持っていくのも良いでしょう。



・懐中電灯・電池
 
暗い中での作業はもちろんですが、現代人は特に夜の暗さは恐怖です。
照明代わりになる蛍光灯タイプのものもあると良いですね。
充電式が便利ですが電池式なら予備の電池も必要になります。

・ラジオ

災害時の情報収集にはやはりラジオです。スピーカータイプなら一台で大勢の人間が聞けますし、周囲の救援活動の状況などを知ることは安心感につながります。悲惨な情報も入ってくるでしょうが、救出された人の情報も入ってくるでしょう。
災害情報のためにはAM放送が受信できるものを。FMでもNHKの音声が受信できると良いでしょう。
やはり充電式が便利です。ラジオ自体の電池消費はそれほど多くないですが、1日中付けっぱなしにしたり、音量を上げたりするのでやはり電池式なら予備電池が必要でしょう。


・工具セット

ナイフ、ドライバー、ペンチ、バールなど、復旧作業以前の救助作業でもちょっとした工具が活躍します。
現地ではいくらあってもたりない状態でしょう。

・携帯電話の充電器

現代の万能アイテムとも言える携帯電話ですが、やはり電気が必要です。
電話で家族の安全確認を取るだけでなく、ネットで被災情報・救援情報を収集したり、ラジオやワンセグテレビでの情報収集もするでしょう。簡易型の懐中電灯としても使えます。
大勢で集中して使用したり、携帯電話の基地局アンテナが破損や停電で使えなくなったりすると、電話がつながらないだけでなく、つながるアンテナを探しまわって携帯電話の電池の減りは速くなります。

互いの連絡を取り合ったり、指示を仰ぐなど防災ボランティアとしての活動にも活躍する携帯電話、電池が切れては困りものです。充電できる装備を用意しておきましょう。
これに関しては人にかすこともあるでしょうから電池式ではすぐ使えなくなってしまいます。手回し式が必要ですね。ずっと手回しで被災者の携帯を充電してるだけでも立派な災害ボランティアとも言えるでしょう。


普段自宅に置いていても防災対策の準備になりますから
気が向いた時に少しずつでも揃えておくと良いでしょう。  


2008年06月14日

災害ボランティアの食料

災害ボランティアが向かう先は災害の被災地です。
地震やそれに伴う火事、津波、台風など自然の力に翻弄された場所です。

ライフラインの復旧までは最低限の生活すらできなくなってしまった場所です。
そこに被災直後に向かうからには災害ボランティアの側にもそれなりの準備が必要です。

実は近隣地区ならともかく、遠方からは被災直後に向かわない方が良いのです。
現地も混乱していますから、ボランティアの受け入れ先や支持する組織ができておらず立ち往生することもあります。

それでも被災地に近いから、親戚が心配だからと役に立ちたくて向かう場合もあるでしょう。


重要な点は「自分が助けられる側にならない」様にすること。

助けに言ったはずなのに助けられる側になった、というと笑い話のようですが実際にあります。

決して手ブラで被災地に行かないように。

自分のことは自分でできるようにしておくことが大事です。

被災地には何もない、と思った方が良いです。
あっても当然現地の人優先です。

特に水・食料は現地で手に入ると思ってはいけません。
国などからの供給が行われるまで、被災地では何も食べるものが無いかも知れません。

「衣食足りて礼節を知る」といいますが、満足に食事が取れないと人間はイラだちます。
ちょっとしたことで争いの元となりますので、ずっとはムリでも、最初から災害ボランティアが現地の食料をあてにしてはいけません。

車で迎えれば食料にせよ道具にせよいろいろ詰めますが、道路が破壊されてそれどころでない場合もあります。
2リットルの水ペットボトルを1~2本、チョコレートやカロリーメイトなどの携帯食料・栄養源を持参しましょう。

通常、被災時から3日あれば食料や水などの供給が国などから行われます。
3日以降であればとりあえず現地でも入手はできるでしょうが、その場合でも水のような重いものはともかく、自分のための食料はやはり持参するべきでしょう。
チョコレートやアメのような甘いものを持っていれば泣きじゃくる子供をなだめることもできますし、大人でもストレスが軽減できます。